ニコンクリエイティブライティングシステム(CLS)とは、ニコンのスピードライトとカメラのデータ通信方式を最適化した、独自のスピードライトシステムです。
おもな機能は、以下のとおりです。
i-TTL 調光 |
本発光直前のモニター発光で、 発光量を制御します。 2. スタンダード i-TTL 調光:主要被写体が基準露光になるよう調光します。 主要被写体を強調する撮影に適しています。 |
アドバンストワイヤレス ライティング |
複数のスピードライトによるワイヤレス増灯撮影が可能です。 対応のデジタルカメラに WR-R11a または WR-R11b を装着し、 電波によってリモートフラッシュ(SB-5000 のみ)を制御します。 ※ 電波制御の対応デジタルカメラは、以下のとおりです。 デジタル一眼レフカメラ:D6・D5・D850・D780・D500・D7500 ミラーレスカメラ:Z9・Z8・Z6III・Z7II・Z6II・Z7・Z6・Z5 2. マスターフラッシュの微発光で、リモートフラッシュを制御します。 |
モデリング発光 | 一定の微少光量で連続発光し、 撮影(本発光)前にライティングの状態を確認できます。 |
FV(Flash Value) ロック撮影 | モニター発光で決定した適正発行量を基準に、 構図・ズーミング・絞り値を変えても適正露出になるように 発光量を自動調整します。 調光量を固定すると、露出の安定したフラッシュ撮影ができます。 |
発光色温度情報伝達 |
カメラのホワイトバランス設定が AUTO またはフラッシュの場合に、 色補正用カラーフィルターの情報をカメラに伝達します。 2. LED ライト:LED ライトの色温度情報をカメラに伝達します。 |
オート FP ハイスピードシンクロ撮影 | i-TTL 調光およびマニュアル発光で、 最高速までのシャッタースピードに同調させたフラッシュ撮影が可能です。 シャッタースピードが通常発光の同調速度を超えた場合、 自動的に FP 発光に切り換わる設定にして撮影できます。 |
マルチポイント AF 補助光 | 被写体が暗くてオートフォーカスでのピント合わせが難しい場合、 対応カメラのマルチエリア AF やマルチポイント AF に対応した AF 補助光を 照射してオートフォーカス撮影を可能にします。 |
ユニファイドフラッシュ コントロール | フラッシュ発光に関する各種設定を、 スピードライトと対応カメラで共有できる機能です。 対応デジタルカメラや Camera Control Pro 2 を使用して スピードライトの設定が可能です。スピードライトで設定をした場合、 デジタルカメラや Camera Control Pro 2 に反映されます。 |
各デジタルカメラとの組み合わせで使用可能な機能の詳細は、スピードライトとカメラの組み合わせ(PDF)をご覧ください。
※ お使いのカメラおよびスピードライトによっては、上記の機能をサポートしていない場合があります。
詳細については、各使用説明書をご確認ください。
※ 使用説明書はダウンロードセンターから PDF でダウンロードすることもできます。