Df では、フルサイズ(FX フォーマット)レンズと APS-C サイズ(DX フォーマット)レンズのどちらも使用できます。
組み合わせについての詳細は、以下のとおりです。
Df は 35mm フィルムのサイズに準じた撮像素子を搭載している、ニコン FX フォーマット(通称:フルサイズ)のデジタル一眼レフカメラです。
フルサイズ/FX フォーマット対応レンズを使用すれば、Df の撮像素子の大きさを生かした撮影が可能です。
レンズに表記された焦点距離と実撮影画角の関係は 35mm フィルムカメラと同じです。
例えば 35mm フィルムカメラで使用していた F マウントレンズ を Df に使用した場合、35mm フィルムカメラと同等の撮影画角になります。
これまでフィルムカメラで慣れ親しんだ画角や遠近感、被写界深度等の感覚はそのままにデジタル一眼レフカメラでの撮影をお楽しみいただけます。
Df の撮影メニュー内にある「撮像範囲」の「撮像範囲設定」が「DX(24×16)1.5×」に設定あるいは「DX 自動切換え」を「する」に設定している場合、
Df に APS-C サイズ(DX フォーマット)レンズを装着してニコン DX フォーマットで撮影が可能です。
※ ケラレについて
APS-C サイズ(DX フォーマット)レンズは、フルサイズ(FX フォーマット)レンズに比べてイメージサークルが小さくなっています。
このため APS-C サイズ(DX フォーマット)レンズを装着して「DX 自動切り換え」を「しない」に設定し「撮像範囲設定」を「FX(36×24)1.0×」にして撮影すると、画面周辺部が黒くなることがあります。この状態をケラレといいます。
ファインダー上ではケラレがないように見えても、撮影した画像を再生すると周辺部が暗くなったり、十分な解像度が得られない場合があります。
Df に使用できるレンズの詳細についてはこちらをご覧ください。