- 広角端寄りかつ絞り開放付近にて、最短撮影距離近辺の平面的な被写体を撮影する場合、AF または MF で画面中央付近の被写体にピントを合わせた時、周辺部に像の流れが見られる場合があります。
絞り:f/2.8 (ピント中央) 焦点距離:70mm (最短撮影距離) |
この現象は、絞りを絞ると改善します。
絞り:f/16 (ピント中央) 焦点距離:70mm (最短撮影距離) |
- 広角端寄りかつ絞り開放付近にて、最短撮影距離近辺の平面的な被写体を撮影する場合、AF または MF で被写体の画面周辺部にピントを合わせた時、画面中央部などに像の流れが見られたり、ピントが甘く感じたりする場合があります。
絞り:f/2.8 (ピント右上) 焦点距離:70mm (最短撮影距離) |
近接撮影時は、被写体や AF の設定にもよりますが、周辺部で AF のピントが合いにくかったり、ピントが合った表示となってもピントが合っていなかったりする場合があります。
その場合は、MF で撮影することも可能ですが、MF でも周辺部にピントを合わせる場合には、フォーカスエイドが合焦マークとなってもピントが合っていないように見える場合があります。
本現象が気になる場合、絞りを絞ることが最も効果的で、画面中央付近でピントを合わせることや広角端から望遠側に焦点距離を変更するなどを組み合わせることで改善されます。
また、平面的な被写体以外であれば、以下の作例の様に周辺部の像の流れは目立ちにくくなり、クローズアップ撮影をお楽しみいただけます。
平面被写体を近接領域で隅々までより高画質で写したい場合は、NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 や NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S(マイクロレンズ)での撮影をお勧めします。
その場合は、MF で撮影することも可能ですが、MF でも周辺部にピントを合わせる場合には、フォーカスエイドが合焦マークとなってもピントが合っていないように見える場合があります。
本現象が気になる場合、絞りを絞ることが最も効果的で、画面中央付近でピントを合わせることや広角端から望遠側に焦点距離を変更するなどを組み合わせることで改善されます。
また、平面的な被写体以外であれば、以下の作例の様に周辺部の像の流れは目立ちにくくなり、クローズアップ撮影をお楽しみいただけます。
平面被写体を近接領域で隅々までより高画質で写したい場合は、NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 や NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S(マイクロレンズ)での撮影をお勧めします。
なお、AF が苦手な被写体については、こちらよりミラーレスカメラ(Z シリーズ)の使用説明書をご確認ください。
また、NIKKOR Z 70-180mm f/2.8 にテレコンバーター装着時も同様の現象が発生しますが、レンズ単体よりも目立ちにくくなる傾向があります。
以上の注意点をご理解の上で、クローズアップ撮影を楽しんでいただければ幸いです。