RAW 画像を JPEG 画像など他のファイル形式に変換することを「RAW 現像」と呼びます。
ミラーレスカメラの対象製品で、パソコンを使わずに RAW 画像を JPEG 画像に変換する手順は以下の通りです。
1. ボタンを押します
※ここでは Z7II を使用しています。
2. 画像編集メニューを選択し、 ボタンを押します
3.「RAW 現像」を選択し、 ボタンを押します
4.保存先のスロットを選びます
メモリーカードを 2 枚使用している場合は「保存先スロットの選択」を選んで を押します。
※メモリーカードが 1 枚しか入っていない場合は、「保存先スロットの選択」を選べません。
また、カードスロットが 1 つしかないカメラでは表示されません。手順 5. にお進みください。
でスロットを選択し、ボタンを押します。
項目 | 内容 |
画像選択 | 選んだ RAW 画像を RAW 現像します。 複数の RAW 画像を選んで一括で RAW 現像することもできます。 |
日付選択 | 選択した日付に撮影した RAW 画像を一括で RAW 現像します。 |
フォルダー選択 (Z50 以外) | 選んだフォルダー内の RAW 画像を一括で RAW 現像します。 |
全画像選択 (Z50 のみ) | メモリーカード内の全ての RAW 画像を一括で RAW 現像します。 |
6.スロットを選択します
RAW 現像したい画像が記録されているスロットを選んで を押します。
※メモリーカードが 1 枚しか入っていない場合はスロットを選べません。
また、カードスロットが 1 つしかないカメラでは表示されません。手順 7. にお進みください。
■ 「画像選択」を選んだ場合
- マルチセレクターで RAW 現像する画像を選びます。
- ボタンを押している間、選択中の画像を拡大表示します。
- ボタンを押して設定します。設定すると が表示されます。もう一度 ボタンを押すと、 が消えます。選んだ全ての RAW 画像を同じ設定で RAW 現像します。
- ボタンを押して決定します。
■ 「日付選択」を選んだ場合
- 日付を選んで を押すと、チェックボックスのオン とオフ を切り換えられます。
- チェックボックスがオン になった日付の全ての RAW 画像を同じ設定で RAW 現像します。
- ボタンを押して決定します。
■ 「フォルダー選択」を選んだ場合
フォルダーを選んで ボタンを押すと、選んだフォルダー内の全ての RAW 画像を同じ設定で RAW 現像します。
- プレビュー画像の下には、撮影時の設定が表示されています。
- 「撮影時設定」を選ぶと(項目によっては選べないことがあります)、それぞれの RAW 画像の撮影時の設定で RAW 現像します。
1 | 画質モード | 6 | 高感度ノイズ低減 |
2 | 画像サイズ | 7 | 色空間 |
3 | ホワイトバランス | 8 | ヴィネットコントロール |
4 | 露出補正 | 9 | アクティブ D-ライティング |
5 | ピクチャーコントロール | 10 | 回折補正 |
- キャンセルするときは ボタンを押します。
9.RAW 現像します
「現像」を選んで ボタンを押すと、JPEG 画像を保存します。
- 複数の画像を一度に処理する場合、「現像」を選んで ボタンを押し、確認画面で「はい」を選んで ボタンを押すと、JPEG 画像を保存します。
- RAW 現像の処理中に ボタンを押し、確認画面で「はい」を選んで ボタンを押すと、処理を中止します。
< RAW 現像についてのご注意 >
- RAW 現像できる画像は、RAW 現像を行うカメラで撮影した RAW 画像だけです。機種の異なるカメラで撮影した RAW 画像や Camera Control Pro 2 または NX Tether を使用して撮影した RAW 画像、RAW 以外の画質モードで撮影した画像は選べません。
- 「露出補正]で設定できる明るさ(-2~+2)は、通常の露出補正の段数とは異なります。