Z 7II/Z 6II でピントが甘い

ピントが甘い場合は以下をお試しください。

1．カメラのフォーカスモードが［MF］マニュアルフォーカスになっていないか確認してください。

• オートフォーカスで撮影するには、フォーカスモードを［AF-S］、［AF-C］または［AF-F］に設定してください。
• ｉ メニューまたは静止画撮影メニュー、動画撮影メニューの［フォーカスモード］で設定を確認してください。

2．フォーカスポイント内に被写体があることを確認してください。

• AFエリアモードで［ピンポイントAF］や［シングルポイントAF］が選択されていると、選んだフォーカスポイントだけを使ってピント合わせするため、そこに被写体が無いとピントが合いません。
• AFエリアモードを［オートエリアAF］に設定し、カメラが自動的に全てのフォーカスポイントから被写体を判別してピントを合わせるように設定してください。
• AFエリアモードは ｉ メニューまたは静止画撮影メニュー、動画撮影メニューの[AFエリアモード]で変更できます。

　　 また［シングルポイントAF］を選択時にピント合わせがしにくい場合は、［ダイナミックAF］や［ワイドエリアAF］、
　  ［オートエリアAF］などを選択するとピント合わせがしやすくなることがありますのでお試しください。


3．フォーカスポイントが被写体から外れていないか確認してください。

4．シャッタースピードを確認してください。
　  手ブレや被写体ブレにより、画像がぼやけて見えることがあります。十分なシャッタースピードであるか確認してください。
　  被写体に応じてISO感度設定を上げるなどしてシャッタースピードが高速となるように設定してください。


5．レンズの絞りが開放側になっていないか確認してください。
　  開放Ｆ値の小さい明るいレンズを使用して、開放側で撮影すると焦点深度が浅くなり被写体によってはピントが甘く
     感じることがあります。
 　 レンズの絞りを絞って被写体深度が深くなるように設定してください。


6．被写体が暗すぎないか確認してください。
　  被写体が暗すぎる場合や、AF補助光がケラレて被写体に届かない場合にピントが合わないことがあります。
　  [ローライトAF]を[する]に設定すると、フォーカスモードがAF-Sのときに暗い場所でもピントが合いやすくなります。
 　 MENUボタン→カスタムメニューで[ローライトAF]を[する]に設定してください。


7．撮影シーンに適したフォーカスモードに設定されているか確認してください。
　  AF-S ： 静止している被写体の撮影に適しています。シャッターボタンを半押ししてピントが合った時点でロックします。
 　 AF-C ： スポーツなど動きのある被写体の撮影に適しています。シャッターボタンを半押ししている間は被写体の動きに
               合わせてピントを追い続けます。
 　 AF-F ： 被写体の動きや構図の変化に合わせてピントを合わせ続けます。（動画モードの場合にのみ選択可） 


8．オートフォーカスの優先設定が［フォーカス］であることを確認してください。
　  オートフォーカスの優先設定（AF-Cモード時の優先、または AF-Sモード時の優先）が、［レリーズ］になっている場合は、
    ピントの状態に関係なくシャッターが切れます。
 　MENUボタン→カスタムメニューのオートフォーカスの優先設定を［フォーカス］に設定してください。


上記をお試しいただいても解決しない場合、弊社サービス窓口にお問い合わせください。
ご使用される製品によって該当しない場合や搭載されてない機能等が含まれる場合がございます。ご確認いただく際は製品ごとの活用ガイドをご参照ください。