マイクロレンズでは、撮影倍率が上がるにしたがいフィルム面上(撮像素子面)での像の明るさは減少します。
そのため、有効 F 値(実効 F 値ともいいます)は大きく(= 暗く)なります。
動画での解説は、”ニコンイメージングジャパン YouTube 公式チャンネル”でご確認いただけます。
この変化量はカメラが自動的に補正するので、露出を決める際や TTL 調光によるフラッシュ撮影で露出倍数を考慮する必要はありません。
なお、カメラ側の外部表示パネルやファインダー内表示部で表示される絞り値は露出倍数が自動的に補正されたF値です。
たとえば、AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED は開放F値が「2.8」ですが、至近ではカメラに「4.8」と表示されます。
同様に最小絞りは「32」ですが、至近ではカメラに「57」と表示されます。
撮影距離至近時に設定できる範囲については、こちらからそれぞれのマイクロレンズの使用説明書をダウンロードしてご参照ください。
NIKKORレンズ
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
、
AF-S DX Micro NIKKOR 85mm f/3.5G ED VR
、
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
、
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
、
AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED
、
AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
、
PC-E Micro NIKKOR 45mm f/2.8D ED
、
PC-E Micro NIKKOR 85mm f/2.8D
NIKKOR Z レンズ
NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
、
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
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