対象のデジタルカメラにワイヤレスリモートコントローラーを装着して電波によって電波制御に対応したスピードライトをリモートフラッシュとして制御することができます。
リモートフラッシュを電波制御する方法は、以下のとおりです。
動画での操作手順は、”見て聞くマニュアル Digitutor(デジチューター)”でご確認いただけます。
■ 必要機材
- 電波制御対応カメラ
- 電波制御対応スピードライト(SB-5000)
- ワイヤレスリモートコントローラー WR-R11a/WR-R11b/WR-R10(生産終了)
- ワイヤレスリモートコントローラー WR-R11a を使用できるデジタルカメラについて
- ワイヤレスリモートコントローラー WR-R11b を使用できるデジタルカメラについて
■ リンクモード:PINコードについて
- 使用する機材が多い場合などにおすすめします。
- 同じ PIN コードに設定したカメラが複数台ある場合、最初にスピードライトと接続したカメラだけがそのスピードライトを制御できます(その他のカメラは未接続状態となり、WR-R11a/WR-R11b/WR-R10 の LED ランプが点滅します)。
※ リンクモード:ペアリングについては、以下の Q&A をご確認ください。
- リモートフラッシュを電波制御する方法(リンクモード:ペアリングの場合)
<STEP.2 カメラ側の設定をします>
<STEP.3 リモートフラッシュ側の設定をします>
<STEP.4 グループの発光モードを設定します>
<STEP.5 撮影します>
1. WR-R11a/WR-R11b/WR-R10 をカメラに装着します
※ WR‑R11a/WR‑R11b の取り付け方法については、下記の Q&A をご確認ください。
- ワイヤレスリモートコントローラー WR‑R11a/WR‑R11b と WR‑T10 をペアリングする方法
2. カメラの電源を ON にします
1. 静止画撮影メニューの「フラッシュ発光」を選択してOKボタンを押します
2.「ワイヤレス設定」を選択してOKボタンを押します
3.「電波制御 AWL」を選択してOKボタンを押します
※ D7500 は「光制御/電波制御 AWL」を選択します。
WR-R11a/WR-R11b/WR-R10 のチャンネル切り換えスイッチを任意のチャンネルに設定します。
■WR-R11a | ■WR-R11b |
5-1. カメラのセットアップメニューから「リモコン(WR)設定」>「リンクモード」の手順で進み、「PINコード」を選択して OK ボタンを押します
5-2. 任意のコードを入力して、OK ボタンを押します
1. リモートフラッシュを電波制御リモートモード に設定します
1-1. リモートフラッシュの電源スイッチの指標を「REMOTE」に合わせます
1-2. ワイヤレス設定ボタンを押して電波制御リモートモード に設定します
アイコンの表示が になるまで繰り返し ワイヤレス設定ボタンを押します。
2-1. リモートフラッシュの MENU ボタンを押します(①)
2-2. ロータリーマルチセレクター ▲▼ で 無線項目メニューを選択して OK ボタンを押します(②)
2-3. 無線項目メニューから を選択して OK ボタンを押します(③)
2-4. ロータリーマルチセレクター ▲▼ でWR-R11a/WR-R11b/WR-R10 の設定と同じチャンネルを選択して OK ボタンを押します(④)
3. リモートフラッシュのリンクモードを「PIN」に設定します
3-1. リモートフラッシュの MENU ボタンを押し、 無線項目メニューから を選択して OK ボタンを押します(①)
3-2.「PIN」を選択して OK ボタンを押します(②)
4. PINコードを入力します
4-1. リモートフラッシュのMENUボタンを押し、 無線項目メニューから「PIN」を選択します。
4-2. STEP.2の手順5. と同じ PIN コードを設定します。
4-3. OK ボタンを押して決定すると自動で接続を開始します。
5. リンク成立を確認します
・リンクが成立するとリモートフラッシュの LINK ライトが緑色に点灯します。
WR-R11a/WR-R11b/WR-R10 は緑の LED ランプが点灯します。
・リンクが成立しない場合は、LINK ライトがオレンジ色に点滅します。
利用チャンネルとリンクモード、カメラ側の PIN コードを確認のうえ、
再度 PIN コードを入力してください。
※ D7500 は<グループの設定>の操作が完了することでリモートフラッシュの LINK ライトが緑色に点灯します。
1. カメラの静止画撮影メニューから「フラッシュ発光」を選択して OK ボタンを押します
※ D7500 は「フラッシュ発光」メニューから「グループ発光設定」を選択して手順 4. へ進みます
2. 「増灯発光モード」で「グループ発光」を選択して OK ボタンを押します
3. 「フラッシュ発光」メニューから「グループ発光設定」を選択してマルチセレクターの を押します
※ D7500 では、電波で制御するリモートフラッシュは D、E、F グループのいずれかに設定します。「内蔵フラッシュ」、および、A、B グループの「発光モード」は「--」に設定します。
4-2. で任意の発光モードを選択します。
設定できる発光モードは、次のとおりです。
項目 | 内容 |
i-TTL調光を行います。 | |
絞り連動外部自動調光を行います。 ただし、絞り連動外部自動調光に対応していないスピードライトは発光しません。 | |
マニュアル発光を行います。 | |
-- | リモートフラッシュは発光しません。「補正量」は設定できません。 |
4-3. さらに を押して「補正量(または発光量)」を選択します。
4-4. で任意の「補正量(または発光量)」を選択します。
※ 他のグループや「発光モード」「補正量(または発光量)」を選択する場合は で操作します。
4-5. OK ボタンを押すと設定が完了します。
5. リモートフラッシュにグループの設定をします
5-1. SB-5000 のロータリーマルチセレクターの ▼ を押してグループ表示を反転させます。(①)
5-2. ロータリーマルチセレクターを回して手順4-1. で設定したグループと同じものを選択し(②)、 OK ボタンを押します(③)。
※ 設定できるグループは使用するカメラによって異なります。
※ 複数のリモートフラッシュを使用している場合、使用するすべてのリモートフラッシュに手順5-1、5-2の操作を繰り返します。
※ リモートフラッシュの各グループに設定できる台数に制限はありませんが、制御できるのは全グループ合計で 18 台までです。
1. 構図を決め、カメラとリモートフラッシュを配置します。
※ リモートフラッシュの配置については、スピードライトの使用説明書をご確認ください。
※ D7500 は、フラッシュ撮影を行う場合に内蔵フラッシュを上げてください。
2. テスト発光を行います。
※ テスト発光の方法はカメラやスピードライトの使用説明書をご確認ください。
3. 撮影します。